中央大学附属中学校

中学に娘が通っていますが、友達もすぐにでき毎日楽しそうです。
読書課題や宿題も多く、中学受験が終わったら遊べるのは大間違いでたっぷり勉強させられます。テストの点数により補習もあり、面倒見の良い学校かと思います。
授業においても、本質を探求するらしく、例えば歴史学を作ったのは誰か？など公立中学では触れないような授業も早期からやっているようです。スクールランチも色々な国の食事を学んだ後に実際に食するので良い経験になっているようです。体育祭に文化祭、合唱、部活動など、大学附属という事をいかして、一所懸命になれる環境があるだけ羨ましいなぁと思います。
高校が自由すぎるらしいので、少し心配ですが、まずは見守りたいです。

現在、中学に通っている娘の母です。
自主・自治・自律を標語に掲げ、先生方も生徒たち自身が自主的に活動をすることをサポートしてくれます。
やりたいことが見つかると、やりたいことをする為に何をしたらいいのか、一緒に考えてくれる先生方です。
逆に、やりたいことが見つからないと、何となく学生生活が過ぎていくだけかもしれませんが…
勉強も、年を追うごとに自主性が求められ、勉強をしろとは言われなくなります。
中には全く勉強をせず、落ちこぼれる子もいますが、ほとんどの子が「自主的」に勉強をすることが身に付いていきます。

入学前から生徒たちがのびのびと過ごしている学校と感じていました。
それは入学後も変わっていません。
子どもたちが活き活きと生活してる学校の空気感はとても居心地良く感じられます。
「自由」だからこそ、自分で考えて行動を起こさないといけないので、合わないと感じる方もいるようです。
中附を検討される方は、是非何度も学校に足を運んでください。

高校はスーパーサイエンスハイスクール（SSH)に指定されているため、研究機材の導入もあり、文系だけでなく理系にも力を入れ始めています。
ちなみに娘の部活は、高校と合同の理系部のため、高校生と一緒に研究活動に参加しています。

高校では卒業論文の提出が必要ですが、それに対応できるよう、国語では自分の意見をまとめるための授業が行われています。
中学生の子供が2人いますが、自分の意見をまとめて書くことは、娘の方が秀でているのがはっきり見て取れます。
高校に入ったら、SSHの発表の際に、自分で論文を作成し発表しないといけないですし、大学に入ったらいずれせよ論文提出が必要となるので、このような教育はありがたいです。

正直、娘は理系の研究に進みたいと言っているので、中大でいいのかと悩むところですが、SSHの恩恵を受け本人のやりたい研究を中学から出来るのは、非常に魅力的に感じますし、娘にとってはベストな選択だったと思っております。

中央大学は文系のイメージが強いと思いますが、中附では通常の学校では出来ない研究もSSH認定期間は行うことが出来ますし、SSH認定を継続してもらうために学校も積極的に様々な分野の研究を後押ししてくれるので、理系に興味があるお子さんにも良い環境だと思います。

ノー勉でテストを受ける人が3分の1です。
高校の図書館も自由に使えるわりに頭がいいとは言えません。
高校のグラウンドも使えるなど、施設は高評価です。
制服も種類があり、高評価です。
しかし、自由と謳っているわりに、制服くらいしか自由なところがありません。
自主的に、自己管理ができて、のびのびと過ごしたい方にはおすすめしません。
高校はとても自由です。中学は…。
スクールカウンセラーはいましたが、暴力を受けた際に、カウンセラーにも先生にも言えず、とても悔しい思いをしました。
いじめの少なさも、良いとは言えません。
中附中の受験を考えている方に、少しでも現状を知ってほしいです。