兵庫県立芦屋国際中等教育学校

娘が帰国子女枠で入学しました。

県立のインターナショナルスクールで、個性を尊重し理解合える素晴らしい学校で、いじめは皆無、一人一人が内面のレベルが高い気がします。学年の枠を越えて仲が良い為、コミュニケーション力が高い学生はとても楽しい学生生活を過ごせると思います。ただ、入学したもののその積極的社交的意志が強い雰囲気に合わない学生も毎年いると聞きます。

外国人、帰国子女の生徒がほとんどの為、偏差値をつけるのが大変難しいと思います。毎年、高い倍率を突破し入学して来ているの生徒なので、全体的に志しは強い気がします。また志願書提出の際、学校の推薦状、成績、出席日数なども選考の対象になる為、きちんとした学生が多いです。

特に一般枠で入学されている生徒は、募集人数が80名中20名という狭き門の為、毎年10倍以上の凄い倍率を突破しているため学力、意識が高く、音楽やスポーツ、芸術などの分野で全国レベル、世界レベルで活躍されている学生もいます。
県立の為、私学と比べてカリキュラム、フォローはとても手厚いとは言えませんが、進学率が高く、国公立大には10人くらいは進学します。関関同立や有名私大に進学する学生や海外の大学に行く生徒など様々です。

前の方が詳しく説明して下さっているので下記では
日常の事を書きたいと思います。

・学食がある為とても助かります。中学1年の2学期から利用させてもらっています。
・中学と高校の制服は兼用でリボン、ネクタイだけ変わると聞いています！さすが県立！経済的です。
・靴や髪型なども比較的自由で、チャイムもなく時間は各自で管理します。自由である事でストレスがないのか、輪を乱したり、奇抜な格好をしたりする学生はほとんどいないそうです。

中学、高校という多感な時期に、13歳からの多感な時期の６年間を多様性を認め合う集団で学べる為、皆素直で前向きな子が多い気がします。学校が好きで、この学校に入学できて本当によかったと思っています。

娘が通っています。
偏差値は色々言われますが、はっきりしないと思います。
理由は、この学校は学力試験での受験ではないし、理念としては日本語が不自由な生徒が日本語で通常授業を受けられる事を目的のひとつとしている為。
他の私学国立の中高一貫の様に、大学受験の為に5年で中高のカリキュラムを終わらせて6年次に受験体制を取る先取り授業はありません。
ですが、進学率は高く、国公立大にも毎年80人中10人くらいは進学し、残りはほぼ有名私大に進学します。海外の大学に行く生徒もいます。

在校生は少人数の為、同期の結束も固く、上下の学年とも友好的な関係で過ごします。いじめは皆無。
気の合わない生徒がいるかもしれませんが、無視するとかはなく、様々な国から集まっているのでお互いを受け入れます。
校則は他の学校に比べると、ない様なものです。(思いつくのは靴下はワンポイントか無地で色指定なしとか)

部活は、カヌー部や科学部が有名で全国大会や科学部の水ロケットは世界大会で好成績を修めています。生徒数が少ない為、他の部活はそれ程活動的ではありませんが、個人で活躍している生徒はいます。
殆どの生徒が学校が好きで、学校生活をエンジョイしています。
特色としては、英語は5段階のレベル別。
上位2クラスは全て英語での授業。その他は日本語での授業で、英語がほぼ初めての生徒も2クラス程度います。
毎学期のテストによりクラス移動もあります。
他に、英語圏以外の国を(決まっている中から)選んで言葉や生活習慣を学ぶAIという時間が週1時間あります。
県立国際高校と敷地が同じ。別の学校ですが、校舎やグランド、プールなども共有していて、文化祭は合同で行う日もありますが、全く問題ありません。
英語や中国語、タガログ、ネパール語などが飛び交う校内や自由に伸び伸び過ごす生徒の姿はみんなが誇りを持って過ごしていると感じます。
親から見ても、とにかくユニーク。
子供の人生に芦国があって幸運だと思っています。